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血糖値とダイエットについて考えてみる |
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全体を理解するために、細かい部分は間違っていると思うけど、おおまかなイメージとして、血糖値についてまとめてみたい。 |
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血糖値 |
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モノを食べると、消化され、吸収され、エネルギーとして使われて、排泄される。 |
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エネルギーの代表格が糖で、血液に乗って体の各所へ運ばれるため、血糖値として計測することが出来る。 |
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三大栄養素の炭水化物、タンパク質、脂質は、どれを摂取しても血糖値が上がり、イメージとして左のようなグラフになる。 |
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豊富に糖質を含む炭水化物は、消化の良さもあって、 |
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急激かつ短時間で血糖値を上下させるのに対して、 |
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タンパク質・脂質は比較してゆっくり消化され |
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血糖値の変化に時間がかかり、糖に変化する量も |
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少ないため、上昇も緩やかである。 |
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インシュリン |
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血糖値が上がり、体が「こんなに一杯のエネルギーは使い切れない」と感じると分泌されるのがインシュリンである。 |
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インシュリンが分泌されると血糖は体に蓄えとして取り込まれ、 |
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血糖値は下がる。蓄えというのは体脂肪のことである |
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簡単に言うと、血糖値が上がり、 |
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インシュリンが分泌されると太ると云うことである。 |
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左の図の黄色い部分が |
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体脂肪として太る部分だとイメージして欲しい。 |
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低GIダイエット |
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低GIダイエット云うモノがある、消化・吸収の悪い食べ物を食べて、血糖のピークをずらすことで |
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インシュリンの分泌をコントロールしようというダイエット方法である。 |
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2つのグラフは面積が等しく書かれるコトが正しく |
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そのことは、同じ炭水化物量を摂取していることを意味している。 |
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ここで、気をつけなければいけないのは |
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インシュリンをコントロールすることは、 |
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太らないことにはなっても、痩せることは意味しないコトである。 |
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低GIダイエットは同時に、食事制限か運動を行わなければ |
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ダイエットにはならないのである。 |
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また、たとえ低GI食品であっても、大量に摂取すれば |
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血糖のピークは高くなり、インシュリンが分泌されるのである。 |
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低炭水化物ダイエット(ケトーシスを伴わない) |
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低炭水化物ダイエット(ケトーシスを伴わない)というのは、炭水化物の量を制限して |
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インシュリンの分泌量をコントロールしようとするダイエット方法である。 |
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その意味において、低GIダイエットと同じく |
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太らないが、痩せない事を意味する。 |
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が、低炭水化物ダイエットは、食物の摂取量を制限してしまうので |
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同時に低カロリーダイエットになることが多い。 |
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その場合痩せることになる。 |
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ただし、低カロリーダイエットは不足するエネルギーを |
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筋肉を分解して補う−糖新生が頻発するので |
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そのまま継続すると、筋肉が痩せてしまう結果となる。 |
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(おかずの量を増やして低カロリーにならないように |
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配慮するコトは出来る) |
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アトキンス式低炭水化物ダイエット |
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アトキンス式低炭水化物ダイエットはケトーシスという、すこし特殊な代謝を利用したダイエット方法である。 |
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ケトーシスを伴わない体炭水化物ダイエット同様、炭水化物の摂取量を制限するのだが |
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インシュリンのコントロールが目的でなく |
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その先にある飢餓状態を体に起こさせ |
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体脂肪を積極的にエネルギーとして |
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使える代謝−ケトーシスが目的である。 |
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ケトーシスでエネルギーは不足することはないので |
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糖新生はほとんど起こらず、筋肉が痩せることも |
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最低限に抑えられる |
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また、体脂肪をエネルギーにするので |
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食事制限や運動を行わなくてもダイエットになる |
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まとめ |
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低GIダイエットと低炭水化物ダイエット(ケトーシスを伴わない)は単独では体重維持・健康維持には向いているが |
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痩せるためには、運動が必要。食事制限で低カロリーダイエットと併用する手もあるが、糖新生の問題が起きる。 |
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アトキンス式低炭水化物ダイエットは理想的なダイエットであるが、飢餓状態という体に負担をかけるリスクが |
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伴うので慎重に選択したい。 |
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参考 |
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福井中央クリニックホームページ |
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の「来担当医師」の「笈田 耕治」の「著書」の「糖質制限食の功罪は?」 |
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http://fukui-chuoh-clinic.com/ |
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